HOW DO YOU LIKE JAPAN?

 なんてプラスティックスっぽいタイトルの楽曲を唄える皆さんはもちろんこの方たちしかいません。

 イントロは多少なりとも『コンピューターゲーム』を意識してる印象が無きにしもあらず。それでも真性テクノへは向かわず、爆風銃のリズムセクションにのせて生理臭漂う女の子っぽいヴォーカルを色とりどりに散りばめるのが今のモーニングの風景でしょう。即ちレインボー。下着に緑の染みがつく子はご愁傷さま。
 ところでコーダの部分の新垣のヴォーカルはちょっと貫禄あり過ぎ。置屋のやり手婆っぽくない?
(;・e・)<あ、あがってませんってば! 緑じゃないですってば!!
 メンツがメンツだけに一層際立つのが吉澤のヴォーカル。時に大人の余裕を漂わせ、時には率先して狂ってみせるリーダーシップ。アルバム全体の印象として意図的に藤本色を抑えているっぽい(ソロ復帰間近?)が、それを差し引いても「さすがは船長」と褒め称えたくなる出来映え。