安保DS

 さるお方のご好意に甘えさせていただき、「保田圭安倍なつみ カジュアルディナーショー 大阪公演」へ行って参りました。
 ネタバレ回避も考えたのだけれど、既に同じ公演を東京と札幌で行っていること、そして本日夜公演をもって終了であることを思えばあまり過敏になっても意味無いかな? と判断したので小出し小出しにネタバレします。嫌なヤツは読むな。<本日のお料理>
●ウェルカムドリンク(ビール・グラスワイン赤・グラスワイン白・ウーロン茶から選択)
●蛸のマリネ・バジルのドレッシング
●生ハムとベビーリー
●フラミンゴ特製のシーザーサラダ
●明太子のクリームソースペンネ
バターロール
●フランス産鴨ロース肉のソテー・オレンジソース
●フルーツカクテル・白ワインのゼリー
●コーヒーまたは紅茶(アイスも可)
 なかでも蛸のマリネがなかなか美味しかったです。同行者の話によると、こんなに品数豊富なディナーが饗されるのは大阪会場だけだとか。<セットリスト>
1.モーニングコーヒー(Instrumental)
 ここではまだ安倍さんはステージには立たず、ヤス一人が登場してアルトサックスを演奏。正直ご愛嬌レベルですが、かつて『LOVELOVEあいしてる』でサックス演奏を披露したときに比べれば上達していました。この後も何曲かサックスを手に取るのですが、リードが割れてしまったのか、あるいは口が疲れてきたのか、音が割れ気味になってしまったのは残念。最大の見所は足下のサックススタンドに楽器を置くため前屈みになった際の所謂ヤスバレーだったのですが、無論、会場で配られたアンケート用紙にはそのようなことは書けませんでした。
2.僕らが生きる MY ASIA
 2曲目にして安倍さんが登場してデュエット。今回のディナーショーのコンセプト(重鎮・保田がオリジナルメンバー現役組と絡む)から考えれば当然の選曲でもあるのでしょうが、他の曲と比べると楽曲そのものの魅力に欠けるため盛り上がりは今ひとつ。ただし、あらかじめ決められた振付をヤスと安倍さんが揃って舞う、という通常のLIVEの手法が使われたのはこの曲だけだったので、導入部の演出としては悪くなかったような気もします。
3.サマーナイトタウン
 レア曲が唄われることの多かった今回のディナーショーにおいては若干凡庸な選曲。ただし、どう考えてもヤスが選んだとしか思えないので大目にみることにします。
4.好きで×5
 演奏面で予想外の展開がみられたのですがそれについては後述。『セカンドモーニング』の頃と比べて二人とも確実に歌手として上達していることが確認できました。
5.ワガママ
 保田ソロ。ハロプロの曲をハロプロメンバー以外の人(パーカッション担当のASAMIさん)とハモるのが新鮮で、印象的でした。
6.おねがいネイル
 この曲を知らない人は死んでください。いや嘘、死ななくてもいいよ別に。『ワガママ』では石黒姐とオシッコもらしそうな紗耶香のゴーストが見えたのですが、この曲では平家さんのゴーストが見えました。
7.せんこう花火
8.男友達
 『せんこう花火』はヤスとのデュエット、男友達は安倍ソロです。実はこの2曲、安倍さんのレパートリーとしては私が最も愛してやまない2曲なんですよね。通常ならヤス目当てに安倍さんのLIVEを聴きに行って安倍さん一人で唄われると何して暇を潰すか悩むところなのですが、この二連荘は心地良く楽しめました。そしてここでは、汗びっしょりの5期メンのゴーストが。
9.忘れらんない
 今回の山場。保田・安倍双頭コンボですよ。日野皓正と菊地雅章みたいなものです。惜しむらくはこの曲のトラック、3人編成にアレンジするのは無理があったような。
10.愛車 ローンで
 冗談抜きで、足引っ掛けてこかしてパンチラ拝もうとすればやってできないこともないくらいの至近距離をヤスが通過しましたよ、胸元も露わな服装で。安倍さんには一瞬だけ目線を合わせてもらえましたが、どうやら私は無意識のうちにヤスの目線を避けていたらしく、彼女には目を合わせてもらえませんでした。あまりにヘタレな己に失望。だって無理だよ、あんな目ん玉と鎖骨と谷間で僅か数センチのとこまで来るんだよ! ヤスの肩甲骨のあたりに黒子があるのを発見しただけでもよしとすることにします。
11.ダディドゥデドダディ!
 これも懐かしい選曲で嬉しかったのだけれど、アホみたいなヲタ芸(無意味に右手を前方斜め上へ何度も伸ばすアレ)を観客全員に強要するのは勘弁して欲しかった。周囲を見回したらやってないのオレだけだったので仕方ないからやっちゃったじゃないか!<ポラロイド撮影>
 両側の美しい二人と比べ己が醜さを思い知るだけなので正直あまり嬉しくない。今、手元の写真を見ても性質の悪いコラにしか見えない。<握手>
ポラ撮影後、関係者に促されてまずは安倍さんと握手。
(●´ー`)<ありがとうございました
( オレ)<素敵な歌をありがとうございました
(;●´ー`)<(なしてなっちと同じこと言うべ?)
(●´ー`)<いえいえこちらこそありがとうございました
関係者に引き剥がされていよいよ本命と向き合う瞬間。
( ´.∀`)<ありがとうございましたー
( ;オレ)<あ、ありがとうございました…
( 関係者)<はい、ポラ
( オレ)<ありがとうございます!
 ってヤスの手離してポラ受け取っちまったよ!!


 己が不甲斐なさに失望。<サポートメンバーの皆さん>
●岩崎肇(key,cho)
 Roland RD-600とアコースティックピアノを使い分けておられました。RDは基本的にデジタルピアノなのでピアノタッチのウェイト鍵盤な筈ですが、オルガン系の音色もRDで弾いておられましたよ。ヲタ人気が凄かったです。
●徳武孝音(g,cho)
 顔立ちから背格好から佇まいから弾いているときの姿勢まで親父さんそっくり。一見生ギターに見える楽器でワウの利いたカッティングから『好きで×5』のベースラインまでこなしていたので、恐らくはこれを使われていたのだと思います。
http://www.line6.jp/variaxacoustic/
●ASAMI(perc,cho)
 コンガ、トゥリーベル、シンバルなどの他、バックヴォーカルでも大活躍されてました。今後、ハロプロ生演奏シーンにおいて台風の目となりそうな予感。会場で彼女の生写真が売られる日もそう遠くはないでしょう。そんな彼女の公式HPはこちら。
http://server.airwave.co.jp/asami/
 また、『好きで×5』と『ワガママ』で使われていたデジタルパーカッションは、恐らくはこの辺りの製品だと思われます。
http://www.roland.co.jp/V-Drums/lineup/percussion.html


<その他雑感>
 私も大概はオッサンなのですが、予想外に年配のご婦人やご夫婦と思しき観客も多く見受けられました。ハロプロ以外のアップフロント系の後援会(例えばライスミュージック系とか)にもチケットが配布されているのかもしれません。でもそんなこと書くと落選したヲタさん方が不快に感じるかもしれないので読まなかったことにしてください。